夜久野 銀河鉄道999まつり
場所:京都府天田郡夜久野町 道の駅・農匠の郷やくの
開催期間:2004年7月31日
主催:銀河鉄道999まつり実行委員会
後援:夜久野町、夜久野町教育委員会、夜久野町観光協会、夜久野町青少年を育てる会、(株)やくのふる里公社、夜久野ライオンズクラブ、夜久野町商工会
協力:(財)日本宇宙少年団、夜久野中学校、京都府立工業高等学校、京都産業大学天文同好会
■京都の北部「銀河鉄道ゆかりの里」夜久野町
関西に居ながら、夜久野町のことはほとんど知らなかった。ただ、今年の正月に夜久野町を通りがかったときに、メーテルの電飾が暗やみに輝いているのを目撃した覚えがある(「夜久野星空の会」が制作したものらしい)。ここ夜久野町は「銀河鉄道999」の町なのだ。なぜ銀河鉄道999とゆかりがあるだろう? 調べてみると、天文学者(京都産業大学の創設者)荒木俊馬さんの「大宇宙の旅」が、夜久野で書かれたことがきっかけで、2002年に松本零士先生の講演会を行ったようだ。その際に「銀河鉄道999 その心が生まれた夜久野」というキャッチフレーズが付けられ、町おこしのために銀河鉄道999を使うことも正式に許可されている。また、同じ2002年には松本零士先生が理事長を務める日本宇宙少年団の夜久野分団も結成されている。そのような経緯があり、いままで行なわれていた夏祭りが今年から「銀河鉄道999まつり」としてグレードを上げて開催するに至ったらしいのだ。
■銀河鉄道999にちなんだイベント〜しかし台風の襲来
7月31日のまつり当日の内容は次のものだった。
・銀河鉄道999の巨大絵画制作(縦3.6m、横2.7m)
・銀河鉄道999交通安全看板制作
・銀河鉄道999劇場版上映会
・ペットボトルロケット
・ホバークラフト、テクノ電車などの乗り物
・和太鼓・エレクトーンミニコンサート
・スターウォッチング
・ポスターコンクール(8月29日表彰式)
残念なことに当日は東から向きを変えてやってきた台風のために、昼過ぎから雨風が強くなり、会場もイベントどころではない状態になっていた。16時ころ現地に到着したが、観客は数名ほどで、スタッフの方も雨風をよけるためにテントにこもっていた。ほとんどのものが中止になっていたと思う。絵画制作の方はかろうじて行なわれていたが、横なぶりの雨には少々辛そうだった。会場では松本零士グッズも売っていたが、夜久野オリジナルではなく九州から取り寄せたものとのこと。来年はオリジナルモノだとうれしいですね。また、銀河鉄道ビールの販売も行っていたが、現地は車で赴くところなので、飲んでいられないと思う。ちがう?
スタッフの方と少しお話をしたが、今日は松本零士先生はお見えになっていないとのこと。また、ポスターコンクールの表彰式にも来られないとの残念な情報も得られた。どうやら予定が合わなかったらしい。しかし、来年は何とか来てもらえるように交渉中とのことなので、ぜひ来年に期待したい。今後、イベントの方も増えていくようなので、注目したい定例イベントの1つになりそうだ。
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イルミネーション看板 |
交通安全看板の制作 |
テクノ電車は走ったのか? |
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銀河鉄道999まつり告知ポスター |
銀河鉄道999まつり告知ポスター |
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