松本零士の世界展
場所:岡山県英田郡作東町 作東町立美術館 特別展示室
開催期間:2004年7月13日〜8月22日
主催:作東町立美術館
後援:作東町、作東町教育委員会、
山陽新聞社、津山朝日新聞社
協力:零時社
訪問日:2004年8月9日
■のどかな山あいの町での松本零士展
岡山の山あいの町、作東町。中国自動車道の佐用ICと津山ICの間にあるのどかな町だ。この町は「バレンタイン日本の里」として知られているらしい。今回訪れた美術館も、役場やホテルなどのいろいろな施設とともに1ヵ所に集約されており、バレンタインの里と言うように、メルヘンチックな建物で統一されているふしぎな町だ。そんなところで開催されている「松本零士の世界展」とはどんなものなのか? 非常に興味があったので訪れてみた。
■美術館展示はシルクスクリーンがメイン
美術館入り口には立派な看板が立っており、いやが上にも期待を膨らまされる。美術館の収蔵品は主にフランスの画家レイモン・ペイネによるもの。今回は特別展で松本零士先生の作品が展示されていた。展示されていたものは原画やセル画などの資料ではなく、ここ数年の間に販売されていたシルクスクリーン版画作品だった。26点が展示されており、ヤマトなどの模型やサイン入りの本もショウケースに入れられて展示してあった。町の美術館にしては立派な建物で、これほど力を入れているところも少ないのでは。松本零士先生のファンが美術館の企画者の中にいたのだろうか? そうでもないと、こういうイベントはないだろう。美術館の入り口ではシルクスクリーンと同じ図柄のポストカードやミニポスターなども販売していた。人も少なくのんびりとした美術館は都会ではなかなか味わえないので、気持ち良く観覧することができた。ただ、もう少し松本零士先生直筆の作品を展示してくれていたら、さらに良かっただろうに。
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作東町立美術館 |
松本零士の世界展の看板 |
松本零士の世界展ポスター |
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ミニポスターなどの販売も |
松本零士先生の経歴版 |
大きなタペストリーも |
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版画作品の展示風景 |
版画作品の展示風景 |
先生のサインもあり |
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