かかみがはら航空宇宙ミュージアム
銀河鉄道999のメーテル・鉄郎と行く、なるほど宇宙ステーション
場所:岐阜県各務原市
かかみがはら航空宇宙博物館
開催期間:1999年7月17日〜8月30日
主催:かかみがはら航空宇宙博物館
協力:NASDA(宇宙開発事業団)
後援:各務原市教育委員会、日本宇宙少年団、名古屋鉄道
開催期間の終わりになってあわてて駆け込んだ。「京都から岐阜は近いや」と考えていたのは甘かった。会場に到着したのは午後3時。開館時間は4時半までだったのでほとんど時間がない!そのために、じっくり見ることもできず、流して見る格好となってしまった・・・
■宇宙関連の展示が盛りだくさんの特別展
会場に入ってまず目に入ったモノは、何といっても「松本零士名誉館長」の看板。受付の壁に掛かっていたのだが、これだけで期待が膨らむ。受付のところなので写真を撮るのは少し恥ずかしかったが・・・ 展示物は日本の航空機(主に戦闘機関連)の歴史から始まった。日本にもこんなものがあったのかと驚くものばかり。特に歴史的な名機と呼ばれるものが、この各務原飛行場(航空自衛隊岐阜基地)で試験飛行を行っていたのだ。あまりに興味のあるものが多いために先になかなか進まなかったが、いよいよ宇宙ゾーンに突入。入り口ではメーテルと鉄郎がお出迎え。内容は999とは関係なく、日本の宇宙開発を紹介・展示しているものだった。日本が開発を進めている日本版スペースシャトル「HOPE」の説明や、新型H2ロケットの模型展示、さらに種子島宇宙センターでの打ち上げの模様をビデオで放映するなどかなり内容の濃いものだった。実際受け身の展示物だけではなく、宇宙に関するクイズや、ロケット設計シミュレーション、人工衛星へのドッキングシミュレーションなどの楽しいゲームも用意されていた。松本先生の描いた宇宙船パネルというのもあったが、ほとんどが宇宙戦艦ヤマトに出てくる船をそのままパネル展示していたので、あまりちゃんと見なかった。
■展示だけでなくアトラクションにも松本零士先生のデザイン
その他の施設としては、3Dシミュレータがたくさん用意されていた。その中で利用したのが、宇宙アドベンチャー「マーズ」、アクロバット飛行体験シミュレータ。必見は「マーズ」。宇宙船に乗り込み、隕石嵐をかいくぐりマーズ・コロニーへ重要物資を届けるというシナリオ。このシミュレータ本体は松本大先生がデザイン。なかなか楽しいアトラクションであったが、宇宙船酔いが・・・
時間がなくて隅々までは見れなかったので、また時間があるとき(松本先生のイベントがあるとき)にでもまた行ってみたいと思う。
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告知ポスター |
H2ロケットの模型(小) |
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受付の横の看板
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入り口のボード
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