松本零士大先生関連ニュース　2002.1.1〜

● 松本零士と毛利衛の宇宙ロマン展〜火星への旅

東京お台場にある日本科学未来館では松本零士＆毛利衛という最強のコンビによる合同企画が開催されている。火星への旅と火星での生活という壮大なテーマを元に構成されている特別展です。入場料は特別展だけであれば700円です。詳しくは＞＞＞ www.uchu-ten.com

　日時：2002年7月24日（水）〜9月23日（祝）
　場所：日本科学未来館

● 2002年夏の近鉄沿線 ビンゴ スタンプラリー Galaxy Express 銀河鉄道999 STAMP RALLY 開催

久々の近鉄でのイベント。今回はスタンプラリー。しかし営業キロの最も多い私鉄だけに集めるのが大変！大阪・京都・奈良・三重・愛知の広範囲にわたるスタンプラリーは壮大だ。何としてでも全種類を集めなければ・・・詳しくは＞＞＞ www.kintetsu.co.jp

● スカイランドいこま　Galaxy Beer Bar

生駒山上遊園地では、メーテル・鉄郎・ハーロックといった名前の奈良の地ビール「倭王」が楽しめる！おみやげとしてもかって帰れるようなのでこれは手に入れて飲まなければ！
詳しくはこちら＞＞＞ www1.kcn.ne.jp/￣skyikoma

● キャプテンハーロックの放送が直前で中止

宗教上の問題表現があるとして新・キャプテンハーロックの放映が放送日ギリギリに なって中止が決定した。今回の中止は松本先生自身の意見によるもの。人類の平和、 人間愛をテーマに作品を作りつづけている大先生らしい判断。問題の部分を修正して 今後の放映がされるかどうかは未定のようだ。

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　CS放送スカイパーフェクTVの「アニメシアターX（AT-X）」チャンネルで27日から 放送される予定だった松本零士さん原作の「キャプテンハーロック」最新作が、宗教 的な理由で中止になったことが24日、分かった。作中で、異星人が地球を攻撃する兵器の一部にユダヤ教のダビデの星が描かれてお り、放送前に作品を見た松本さんが製作者側に放送中止を強く求めたという。新作は 全13話の放送が予定されていた。松本さんは「あぜんとして、血が凍る思いがした。修正では済まないと思い、中止 を求めた。思想・信条、宗教、民族感情は第三者が踏み込み、傷つけてはならない聖 域だ。私の信念と正義に反する」と話した。

（2002年6月24日　朝日新聞HPより）

● 銀河鉄道999 for PLANETARIUM

全国の科学館・プラネタリウムで999が上映される。前述の岐阜市科学館とは内容が異なるようなのでどちらにも足を運ばねば。

【あらすじ】「自由」を求め大宇宙へ旅立った星野鉄郎。そして謎の美女メーテル。 二人を乗せた銀河鉄道９９９は、アンドロメダ大銀河へむけ、今日もひた走っていた。やがて９９９の行く手には、七つの太陽の七色の光に照らされた虹の惑星「プリズナート」が現れる。その美しさに感動する鉄郎。だがこの星は、独裁的大統領アコギストルと、すべての自由を奪う「楽園法」によって姿形さえも平等にされた、地獄のような星だった。そんな星で鉄郎とメーテルは、宇宙船の設計技師を目指す「ユマ」という少女と出会う。ユマの夢は「自分で作った宇宙船で、自由に宇宙を駆け巡ること」 だが、プリズナートは七つの太陽の影響で重力が弱く、そこに暮らすプリズナート人は、宇宙でもっともか弱な人々だった。「せめて楽園法が適用される十六歳までは」、と孤独なままに自分の夢を追いつづけてきたユマ。その夢に共感する鉄郎は、ユマを励ますうちに、次第に親しくなっていく。しかし、プリズナートの裏側には、 そんなささやかなユマの夢さえも打ち砕く 巨大な陰謀が蠢いていた。その陰謀に巻き込まれていく二人。「決して夢は諦めない！」ユマの叫びが鉄郎を走らせる！果たして、鉄郎はユマの夢を繋ぐことが出来るのか！

● 岐阜市科学館〜夏のプラネタリウム「銀河鉄道999」

関西ではなかなかイベントが少ないが東海地方ではいろいろと関連イベントがありそうだ。岐阜市科学館で催されるのは「銀河鉄道999〜消えた太陽系」で、6月1日〜9月1日まで行われる。ほかにも全国の科学館では999関連のイベントがあるとの噂なのでこの夏は見逃せない？！

【番組内容】（岐阜市科学館HPより）
ときは未来、人類はからだを機械化し、永遠の命を手 に入れた。生身のからだを持つ者は少なく、その一人で ある鉄郎は、遠い宇宙のかなたに、タダで機会のからだ をくれる星があると聞き、美しいなぞの女性メーテルと 一緒に銀河超特急９９９号に乗り込んだ。 　突然、９９９号の車内に惑星クロノルナからテレポー トして現れたのは、アンドロイドのエターナルであっ た。そのころ惑星クロノルナでは…。 　松本零士原作の「銀河鉄道９９９」は、コミック、TV 番組、映画などで大ヒットした作品です。プラネタリウ ム用のオリジナルストーリーでお送りする「銀河鉄道９ ９９」を、ぜひ皆さんでお楽しみください。

● 宇宙戦艦ヤマト・著作権問題

映画板の宇宙戦艦ヤマトの著作権を巡って争われていた裁判で原作者の松本大先生が敗訴する判決がでた。これについては以前から問題になっていたが、ファンとしてはちょっと残念。今年から始まる「新・宇宙戦艦ヤマト」もどうなることやら。
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　「宇宙戦艦ヤマト」著作権よどこへ 〜 元プロデューサー著作者と認定
　松本氏の請求を棄却

アニメーションの「宇宙戦艦ヤマト」を著作したのはだれかが争われた訴訟で、東京地裁は25日、西崎義展（本名・弘文）・元プロデューサー（67）を著作者と認め、漫画家松本零士氏（64）の請求を棄却する判決を言い渡した。飯村敏明裁判長は「元プロデューサーは企画書作成から映画完成までの全製作過程に関与し、詳細な指示を出した」と判断。松本氏がキャラクターデザインなどに関与したことは認めたものの、「部分的な役割だった」と述べた。著作権法第16条は映画の著作権について、「制作、監督、演出、撮影、美術等を担当し、全体的形成に創作的に寄与した者」と定めている。松本氏は、元プロデューサーが著作者と名乗ることの禁止などを求めていた。判決はこの規定に基づき、元プロデューサーが「著作者」にあたると認定した。松本氏は「元プロデューサーの製作意図を反映すべく、忠実に働いた」と指摘。登場人物などは「松本氏によるデザインのため、同氏の個性が発揮されているが、それだけで著作したとはいえない」と述べた。松本氏を監督としたことも「話題性を高めるためで、実質的な監督は元プロデューサーだった」と認定した。宇宙戦艦ヤマトはSF大河作品。74年にテレビ放映後、77年に映画化され230万人を集めた。
松本零士氏の話　不当な判決で控訴する。私がいなければ作品の一コマも存在し得ないはずだ。

（2002年3月26日　朝日新聞・朝刊より）

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